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前向きコホート研究による40°以上側弯の脊柱側弯症患者のゲンシンゲン装具(GBW)を用いた治療の予備結果

要旨

序論:

脊柱側弯症と診断された患者やその家族の脊椎融合手術に対する抵抗が高まっています。手術治療法が長期に渡りどのような影響を及ぼし、脊柱側弯症患者の生活の質を改善させるという決定的な証明がない為、40°以上の側弯が見られる患者は経過観や装具療法などの保存的治療法を考慮に入れるのも必要です。この前向きコホート研究は骨格未成熟患者の進行を防止する上でのゲンシンゲン装具(Cheneau型TLSO)の有効性を判定します。

実験材料および方法:

この前向きコホート研究は2011年以来55名の患者が登録されています。この報告書では、うち25名の患者を最低追跡期間18ヶ月、平均追跡期間30.4ヶ月(SD 9.2)に渡り調査し、中間結果を表示しています。これらの患者は治療開始時に次の症状が記録されています: 49°コブ角(SD8.4; 40-71°);平均年齢12.4歳(SD 0.82);リッサー:0.84(SD 0.94; 0-2)。この結果の成功率をBrAISTコホートの成功率と比較する為Z検定を行いました。

結果:

経過観察後では44.2°(SD12.9)の平均コブ角を観察しました。 25名の患者の内2名は進行し、12名は進行を抑制することができ、11名は容態が改善しました。体幹回旋角度(ATR)胸腰椎側弯が12.2°から 10.1°に低下し(p = 0.11)、ATRは4.7°腰椎側弯が3.6°に減少しました(p = 0.0074)。このコホートにおける患者の成功率とBrAISTコホートの成功率を比較すると、その差は統計的に有意であることが判明しました(z = -3.041; p = 0.01)。

結論:

ゲンシンゲン装具を使用した保存的な装具治療は40°以上のAISを持つ患者の92%で成功しています。 これは、BrAIST研究(72%)により発表された結果と比較しても劇的な矯正率です。 ATRの減少は姿勢の改善も可能であることを示しています。

出所:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29399229

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